簿記というものは、帳簿に記録することを略した言葉です。お小遣い帳や家計簿をつける事も簿記です。 会社、企業であれば、経営成績であったり財政状態を明らかにするために、どんな企業でも帳簿をつけています。
企業の帳簿を付けるにあたっては決まったルールや決まった用語、書き方があります。これは公の場に出すための正式な決まりという事も あるでしょうが、便利で実務的だから各企業があたりまえのように使ってる論法です。
日本の簿記は明治に福沢諭吉の「帳合の法」がその始まりとされ、その後西洋簿記が伝わり、銀行や省庁で使われてきて一般的にも広まった方法です。 現在では”簿記”と言えば、一番普通に企業でも使われる”複式の商業簿記”の事を簿記という事が一般的です。 また、会計にまったく関わらない方にとっては”日商の簿記資格”の事を単に簿記と呼ぶ場合もあります。
簿記資格は簿記の技術、ルール把握をどれくらいできるのか、ということを証明してくれる資格です。簿記は、商業高校や大学の授業などでも学ぶことも出来ますし、会社員だけでなく家計簿、個人商店、独立したフリーランスなどにとっても使える便利な資格です。お金を扱わない企業はほぼない以上、簿記は取って損をする資格ではありません。そのような資格は実は他には有りません。
当サイトで紹介するのは最も一般的な日商簿記の資格です。現在ほぼすべての資格講座やスクールで取り扱っているのも、この”日商簿記”です。
日商簿記以外には全国商業高等学校協会が主催する全商簿記、全国経理学校協会が主催する全経簿記があります。LEC、TAC、大原などの大手資格校では全経簿記講座もあるようです。
講座の取扱いが多い取得しやすさと、履歴書に書く場合の知名度の高さの点で当サイトでは日商簿記を推薦しています。
簿記は電卓、そろばんをイメージしやすいため難しい計算や数学の力が問われるように思われがちですが、そんな事はありません。試験では電卓も持ち込み可能ですので、極端な話、計算力はほとんど問われません。むしろ日本語の読解力”問題を読み解く力”が重要です。
簿記1級になると多少高校数学を使う場面もありますが、それでも数学を学ぶといった感じではありません。
簿記の資格を取る目的は求職のためや、社内での移動のため必要になったからという場合がほとんどかと思います。簿記の資格を使うのは主に経理の仕事になります。経理はどこの会社にもほぼ有りますので、つぶしの利く資格だと言えます。簿記の資格は特に更新の必要などもなく、ずっと持っておける資格ですから転職時にも使えます。
経理関係に求職中の方は求人票を見て条件に”簿記保有者”、”簿記2級程度”など書いているのを見た事があるかと思います。こういった場合はなくては就職できません。経理の経験がある方は万が一に備えて取得しておくのも手段です。
また税理士を目指してる方は簿記1級が受験資格にあります。簿記2級に受験資格はありませんが合格には3級の知識が必要です。まずは3級から徐々に取得するのがおすすめです。